Joel KuwaharaとMark Evestaff、『The Salty Tales of Tony & Keith』のティザーを公開
FutureCel Inc.とCurbside Entertainmentが、成人向けアニメーションコメディのパイロット The Salty Tales of Tony & Keith の初公開映像を発表した。このプロジェクトでは、脚本・デザイン・演技といった創作上の判断を人間が担い、AIを完成アニメーション工程の補助ツールとして位置づけている点に、制作方式そのものの特徴がある。 · 海から始まる
FutureCel Inc.とCurbside Entertainmentが、成人向けアニメーションコメディのパイロット The Salty Tales of Tony & Keith の初公開映像を発表した。このプロジェクトでは、脚本・デザイン・演技といった創作上の判断を人間が担い、AIを完成アニメーション工程の補助ツールとして位置づけている点に、制作方式そのものの特徴がある。
海から始まるコメディ
公開されたパイロット・アニマティックの紹介では、広大な海と実際に迫る危険、そして些細な生活上の問題が一つに置かれている。TonyとKeithを中心とする物語は、航海譚の大げさな語り口をコメディに活用し、冒険と日常の不便さを同じ舞台に並べる設定だ。
人間が作った素材をAIが支援する工程
Nura Studiosによると、パイロットは手描きアート、脚本、キャラクターデザイン、背景、声優の演技をもとに制作された。Nura Showcraftは、これらのプリプロダクション素材を完成したアニメーションへ移行する工程に使用され、Seán CullenとChris LockeがそれぞれTonyとKeithの演技を担当した。
全面生成とは異なる点
この方式は、AIが物語や登場人物のビジュアル上のアイデンティティを最初から代わりに作るアプローチとは異なる。制作陣があらかじめ定めた原画と演出方針を維持したまま、アニメーション工程の反復作業を支援する構造であり、創作上のコントロールと制作効率を両立させようとするパイロットの事例といえる。
制作陣
プロジェクトは、FutureCel Inc.のJoel Kuwaharaと、トロントを拠点とするCurbside EntertainmentのMark Evestaffが共同で進めている。公開映像はシリーズ完成版の放送スケジュールではなく、パイロットの初公開資料であり、シリーズ全体の公開プラットフォームと日程は発表されていない。