ゲーム開発アニメーターが提供する25以上の無料Mayaアニメーションツール

KeyFlowは、Maya内での反復的なアニメーション作業と、別途行うレビュー工程を1つの流れにまとめた無料ツールだ。Mayaのタイムライン上に配置されるドック型ツールキットには25以上のツールが含まれ、スタンドアロンのKeyFlow Studioはリファレンス動画とショットレビューを担当する。2つのアプリは同じダウンロードに含まれているが、StudioはMayaなしでも使用できる。 · リファレ

KeyFlowは、Maya内での反復的なアニメーション作業と、別途行うレビュー工程を1つの流れにまとめた無料ツールだ。Mayaのタイムライン上に配置されるドック型ツールキットには25以上のツールが含まれ、スタンドアロンのKeyFlow Studioはリファレンス動画とショットレビューを担当する。2つのアプリは同じダウンロードに含まれているが、StudioはMayaなしでも使用できる。

リファレンスからシーンへ

Studioでは動画の必要な部分を切り出して書き出した後、KeyFlowがインストールされたMayaまたはBlenderのアクティブカメラへ、イメージプレーンとして送ることができる。この際、シーンのFPSも合わせられる。リファレンスのタイミングをシーンに合わせて確認するには便利だが、受信側のDCCにツールが接続されていない場合は、書き出したフォルダーを開いて手動で読み込む必要がある。

レビュー接続方式の違い

2つのクリップは、ワイプ、オーバーレイ、差分強調、オニオンスキンの4方式で比較でき、フレームごとの描画・テキスト・図形による注釈や、タイムラインのブックマークにも対応している。リアルタイムレビューでは、ローカルネットワーク、KeyFlow中継サーバー、自前ホスティングのリレーから選択できる。社内ネットワークは遅延が低い一方で暗号化されておらず、外部との共同作業には中継サーバーが手軽だが、セキュリティ管理が必要なスタジオには自前のリレー構成がより適している。

Mayaでの作業範囲と制約

ツールキットは、ポーズ・アニメーションのミラーリング、相対空間変換によるコピー、ポーズライブラリ、空間の切り替え、ベイク、プレイブラスト管理などの機能を提供する。対応範囲はWindows 10・11上の正規版Autodesk Maya 2021~2026で、Maya LTおよびmacOS・Linuxには対応していない。現在は商用作業にも使用できる無料製品だが、キーは最大4台で1年間有効になるため、チームで導入する前にこの運用条件を確認する必要がある。

出典: KeyFlow公式資料