カンヌ2026に向かうアニメーション作品のほぼすべて

波と愛がもたらす癒やしの物語 · 『In Waves』は、フオン・マイ・グエンが監督を務めたフランス・ベルギー合作の長編アニメーションだ。物語は、ロサンゼルスで内気な10代のAJが、サーフィンを愛するクリスティンと出会うところから始まる。スケートボードと絵が好きなAJと、海への情熱を持つクリスティンは恋に落ちるが、クリスティンの突然の病が2人の未来を変えてしまう。 · 本作はAJ・ダンゴのグラフィ

波と愛がもたらす癒やしの物語

『In Waves』は、フオン・マイ・グエンが監督を務めたフランス・ベルギー合作の長編アニメーションだ。物語は、ロサンゼルスで内気な10代のAJが、サーフィンを愛するクリスティンと出会うところから始まる。スケートボードと絵が好きなAJと、海への情熱を持つクリスティンは恋に落ちるが、クリスティンの突然の病が2人の未来を変えてしまう。

本作はAJ・ダンゴのグラフィックノベルを原作としている。危機に直面した恋人たちは、友人たちと新たに分かち合うサーフィンや海への愛を通じて、困難にともに耐えていく。サーフィンを技術的な題材として扱うのではなく、愛と喪失、友情、病を乗り越えていく感情の通路として描く点が、物語の中心にある。

『In Waves』は2026年のカンヌ批評家週間でワールドプレミア上映され、同部門の歴史上初めてオープニング作品に選ばれた長編アニメーションとなった。上映時間は91分で、フランスではディアファナ配給により2026年7月1日に劇場公開された。フランス語版ではリナ・エル・アラビ、リオ・ベガ、ポール・キルシェ、ビラン・バガ、英語版ではウィル・シャープとステファニー・スーが声を担当した。

制作はシレックス・フィルムが担当し、長編アニメーションとして2Dと3Dの技法を組み合わせている。カンヌ批評家週間のオープニング作品に選ばれたことは、監督にとって初の長編作品であり、グラフィックノベルの個人的な感情をスクリーン上の動くイメージへと広げる出発点となった。

出典: Cartoon Brew記事

参考: カンヌ批評家週間公式作品ページ

参考: フランスCNC作品情報