GPT Image 2.5を一度に理解する:Sunburst・Flare比較と5つのプロンプト

複数の案を素早く作るのか、それとも1枚を入念に仕上げるのか。GPT Image 2.5を使うとき、最初に決めるべきなのはプロンプトではなくモデルだ。OpenAIは、日常的な高速生成向けのFlareと、精密な生成・編集向けのSunburstを提供している。同じ指示文でも、作業目的に合ったモデルと出力設定を先に選べば、不要な再生成を大幅に減らせる。 · FlareとSunburst、どちらを選ぶ? ·

複数の案を素早く作るのか、それとも1枚を入念に仕上げるのか。GPT Image 2.5を使うとき、最初に決めるべきなのはプロンプトではなくモデルだ。OpenAIは、日常的な高速生成向けのFlareと、精密な生成・編集向けのSunburstを提供している。同じ指示文でも、作業目的に合ったモデルと出力設定を先に選べば、不要な再生成を大幅に減らせる。

FlareとSunburst、どちらを選ぶ?

Flare(gpt-image-2.5-flare)は、速度に最適化された小型モデルだ。ソーシャルコンテンツ、アイデアの探索、製品内でのリアルタイム生成体験など、短時間で複数の案を比較したい場合に適している。Sunburst(gpt-image-2.5-sunburst)は、より高い品質と編集精度が必要な作業を想定している。キャンペーンのキービジュアル、製品画像、人物や構図を何度も修正しながら一貫性を保つ必要があるなら、Sunburstが出発点になる。実務では、Flareで方向性を広く探し、選んだ案をSunburstで精密化する流れも効率的だ。

生成前に合わせておきたい3つの設定

品質はauto、low、medium、high、xhigh、maxから選べる。下書きは低い段階で素早く確認し、最終版で引き上げるほうが無駄が少ない。よく使うサイズは正方形の1024×1024、横長の1536×1024、縦長の1024×1536で、さらに大きな出力にも対応している。透明背景が必要なら、background: transparentとPNGまたはWebP出力を同時に指定し、保存したファイルに実際にアルファチャンネルが残っているかも確認する必要がある。

そのままコピーして使える5つのプロンプト

1. 人物のキービジュアル

映画的な、腰から上の人物写真。85mmレンズのような印象、浅い被写界深度、左側からの柔らかなキーライトと暖色のリムライト。肌の質感は自然に保ち、顔を過度に補正しない。背景は濃い青緑色のスタジオ。16:9の横構図、被写体は右側の三分割位置。

2. 正確な文言入りのポスター

ミニマルな縦長ポスター。中央に正確に“MAKE THE FRAME”と書く。すべての文字を大文字のサンセリフ体にし、スペルとスペースをそのまま維持する。黒い背景、白い文字、下部に小さなオレンジ色の円を1つ。ほかの文言やロゴは追加しない。

3. 透明背景のアセット

透明なガラス素材の蝶を1匹、正面寄りの3/4アングルで作る。輪郭は鮮明にし、内部の屈折は写実的に表現する。影、床、背景、文字は入れず、オブジェクトだけを中央に配置する。ステッカーや合成用として、きれいな外周線を保つ。

4. 部分編集

アップロードした画像で、ジャケットの色だけを黒からコバルトブルーに変更する。人物の顔、髪、ポーズ、背景、照明、カメラの構図、ジャケットのしわはそのまま維持する。新しいアクセサリーや文言は追加しない。

5. 2つの参照画像の合成

参照画像Aの人物と衣装のアイデンティティを維持し、参照画像Bの照明の方向と色調だけを適用する。新しいシーンは雨の夜の都会の横断歩道で、全身が見えるワイドショットにする。顔の特徴と衣装のディテールは変更しない。最初の結果の後は、「構図と被写体は維持し、雨粒だけをより鮮明に」のように、1つの要素ずつ修正する。

プロンプトは結果 → 主題 → 構図 → スタイル → 維持・禁止条件の順に書くと、確認しやすい。編集では変更するものと保持するものを分けて明記し、一度に複数の要素を直すより、1つずつ繰り返すほうが結果を比較しやすい。

1回の生成や単一の編集にはImage APIがシンプルだ。会話の文脈を維持しながら何度も修正したり、ほかのツールと接続したりするなら、Responses APIの画像生成ツールのほうが適している。

※代表画像は、Maruが記事の理解を助けるために制作した編集コンセプトビジュアルであり、GPT Image 2.5の公式出力例ではない。

公式資料:Flareモデルのドキュメント · Sunburstモデルのドキュメント · 画像プロンプトガイド · 画像生成ガイド