ギリシュ・バラクリシュナン&ジョエル・クワハラとの対談|Runway AIフェスティバル2026
2026 Runway AIフェスティバル(AIF 2026)のロサンゼルスイベントで、Netflixのクリエイティブ・イノベーション担当シニアディレクター、ギリシュ・バラクリシュナン(Girish Balakrishnan)と、FutureCel創設者兼CEOのジョエル・クワハラ(Joel Kuwahara)がステージに上がり、AIと創作の関係をテーマに対談した。進行を務めたのはRunway共同
2026 Runway AIフェスティバル(AIF 2026)のロサンゼルスイベントで、Netflixのクリエイティブ・イノベーション担当シニアディレクター、ギリシュ・バラクリシュナン(Girish Balakrishnan)と、FutureCel創設者兼CEOのジョエル・クワハラ(Joel Kuwahara)がステージに上がり、AIと創作の関係をテーマに対談した。進行を務めたのはRunway共同創業者のクリストバル・バレンスエラ(Cristóbal Valenzuela)で、対談の全編がRunway公式YouTubeチャンネルで公開された。
バラクリシュナンは、Netflixでクリエイティブ・イノベーション部門を率いる中で、AIをストーリーテラーの背後に置いてきた同社の長年の慣行における最新の章としてAIに取り組んでいると説明した。彼は「Netflixは常にテクノロジーと映画制作の交差点にあり、AIは私たちの旅におけるもう一つの章にすぎない」と語った。また、AIと映画制作を同時に考える際に問うべき質問として、「編集室の床に捨てられていたもののうち、今ついに残せるものは何か」を挙げ、新しいツールが創作プロセスの中で失われていたアイデアを生かせる可能性を強調した。
クワハラは、1990年代に『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』からキャリアを始め、『ボブズ・バーガーズ(Bob's Burgers)』を制作したスタジオ、ベント・ボックス(Bento Box)を共同設立するまで、30年以上にわたってアニメーション業界で働いてきた。現在は新たなベンチャー、FutureCelを率いている。業界の技術転換期を何度も経験してきたことを踏まえ、「こうした転換点が訪れるたびに、興奮とかなりの不安が同時にやってきた」と語り、AIも過去の技術転換と同じ文脈で受け止めるべきだという見方を示した。
2人の視点は、ツールは手段であり、物語が目的であるという原則に収束した。Runwayは今回の対談の結論を、「革新的な新しいツールを活用して観客とつながる、優れたストーリーテラーが語る素晴らしい物語を探している」という言葉にまとめた。今年で4回目を迎えたRunway AIフェスティバルは、映画以外の分野にもカテゴリーを拡大し、ロサンゼルスのイベントは2026年6月18日にサンタモニカのザ・ブロード・ステージ(The Broad Stage)で開催された。
原動画: https://www.youtube.com/watch?v=veMhi9i_UyM